やまぶきRの設定ファイル(*.yab)をおおよそKarabiner-ElementsのJSONにするやーつ

説明

Windows用キーリマップアプリケーションやまぶきRの設定フォーマットを拝借して、Mac用キーリマップアプリケーションKarabiner-Elements用設定ファイルをお手軽に作っちゃおうぜというスクリプトです。

ちゅかいかた

• Karabiner-Elementsのインストールに関しては省略。
• 上記キーボードの物理的配列リストから、"JP"（日本語配列）か"US"（US配列）のいずれかを選択します。
• 上記親指シフトキーの入力欄に、親指シフトキーとして使用したいキーの名前を指定します。名前はKarabiner-ElementsのEventViewer上で実際にタイプして調べましょう。
• 「ファイルを選択」ボタンをクリックし、*.yabファイルを選択します。Shift-JISの場合は適当なテキストエディタでUTF-8に変換しておく必要があります。
• 「save as...」ボタンをクリックすると、環境によってはファイル保存ダイアログが表示されたり、JSONファイルがダウンロードフォルダにいきなり保存されたりします。どうなってるの。
• 生成されたJSONファイルを"~/.config/karabiner/assets/complex_modifications/"に配置すると、 独自の設定がKarabiner-Elementsの"Complex Modifications"→"Add rule"からEnableできるようになります。

その他

• 蜂蜜小梅配列、新下駄配列、月配列、NICOLA配列の設定を本スクリプトで変換して、なんとなく８割がたは再現できてる感じ〜？記号類は無理ゥ。 Karabiner-Elements(現時点でver12.1.0)で変数が使用可能になったため、月配列のような前置シフトも対応可能になったのはアツいです。
• 私はMistel Barocco（US）のマクロ設定で右スペースキーをインサートキーに割り当て、本スクリプトの右手親指シフトキーに"insert"を設定し、本スクリプトで生成したJSONファイル末尾に以下の設定を追加して、親指シフト用途以外ではスペースキーとして使用できるようにしています。

    {
      "type": "basic",
      "from": {
        "key_code": "insert",
        "modifiers": {
            "optional": [
                "any"
            ]
        }
      },
      "to": [
        {
          "key_code": "spacebar"
        }
      ],
      "conditions": [
        {
          "type": "keyboard_type_if",
          "keyboard_types": [
            "ansi"
          ]
        },
        {
          "type": "frontmost_application_unless",
          "bundle_identifiers": [
            "^com\\.apple\\.loginwindow$"
          ]
        }
      ]
    }
  

• 予期せぬキー出力で思わぬ結果をもたらす可能性があるため、ご使用はat your own riskでお願いいたします。

更新履歴

2018/12/8 ver.0.0.1