親指シフト雑感 その2

Mac + Windows用日本語キーボード環境で親指シフトキーとして英数/かなキー(の機能を割り当てた無変換/変換キー)を使用していると、同時押しの際に英数キーの機能が暴発してイヤーン!という話を書きましたが、KeyRemap4MacBookのprivate.xmlで英数/かなキーをVK_NONEで置き換えたところ、英数/かなキーとして機能せず、親指シフトキーとしてのみ働くようにできました。いえー。

private.xml


<?xml version="1.0"?>
<root>
  <item>
    <name>Disable EISUU & KANA</name>
    <identifier>private.disable_eisuu_kana</identifier>
    <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::JIS_EISUU, KeyCode::VK_NONE </autogen>
    <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::JIS_KANA, KeyCode::VK_NONE </autogen>
  </item>
</root>

これで「左右のコマンドキー(⌘)を「英数/かな」としても使う」機能を併用すれば完璧じゃないか!と思ったのですが、実際に使用してみると親指が手の平の下で英数/かなキーとコマンドキーの間を行ったり来たりして落ち着かず、結局元の設定の方が楽だったんじゃないかなどと思ったりフラフラしています。

話は変わってDvorak配列を使い始めて気になった点として、指をホームポジションからあまり移動させなくて良いために、今まで気にならなかった日本語キーボードの右シフトキーの押し辛さが際立つようになりました。かつて日本語キーボードに切り替えたのはコマンドキー+スペースキーによる入力モードのトグル切り替えが嫌になったからでしたが,今はKeyRemap4MacBookのおかげで左右コマンドキーで代替出来るし、忘れかけていたUS配列キーボードへの憧れが再びムクムクと鎌首をもたげていくではありませんか。

無変換/変換キーだけのキーボードなんてものがあれば、US配列のキーボードの手前に置いてdvorak & 親指シフト併用の(速度は置いといて)快適さを追求したエクセレントな環境が実現できるのに!などと考えて「サブキーボード」「ブログラマブルキーボード」といった単語でググってみましたが、この手の製品て3つとか4つ位しかキーが無くてもウン万円するんですね…といったところで今回は断念。


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