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親指シフト雑感 その1

思い付きで1年間程親指シフトを使ってみたので、体験談などを書いておきたいと思います。

これから練習してみたいという方の参考になれば幸いです。

  • トレーニング編
    親指シフトに限らず、キー配列の一覧表を見ながら1文字ずつ正確に入力していくような練習は早めに切り上げて、1単語ごと、もしくは「です」「ます」のような頻出語を一息に入力するよう心がけた方がより早く体で覚えられるような気がします。
    休み休みであっても「タタタンッ」とリズミカルに入力できると上達した気になって継続できるようです。

  • 速度は上がらなかったよ編
    理屈の上ではローマ字入力に対して親指シフトは打鍵数が6割程度まで減らせるようですが、私の場合はさっぱり入力が早くなった実感はありませんでした。
    訓練が足りないといえばその通りなのですが、その他の要因としては同時打鍵がボトルネックになっているようです。

    • 人的要因
      私はピアノも弾けないしスポーツもさっぱりなので、リズミカルな同時打鍵が苦手です。(訓練が足りないといえば以下略)

    • ハードウェア的要因
      私が使用しているキーボード(机が狭いのでテンキーレスのWindows用日本語キーボード)は、親指シフトキーとして使いたい無変換キーと変換キーが親指の位置から微妙に外側に寄っているため、指先を伸ばし手首をひねる不自然な格好でタイプしなければならず快適な環境とは言えませんでした。
      未来の親指シフターを目指す皆さんはホームポジションに手を置いたとき自然に親指の位置に無変換&変換キーが来るようなキーボード選びからこだわるべきでしょう。

    • ソフトウェア的要因
      Windows & MS-IME & なでしこ環境の場合、無変換 & 変換キーにIMEのON/OFFを割り当てればMacと同様の操作で入力モードを切り替えることができ、さらに変換中はこれらのキーに機能をアサインしないことで親指シフトキーに関しては快適な入力環境を構築できます。

      しかしその他のIMEを使用したいとか、Mac & ことえり & KeyRemap4MacBook環境の場合、IMEで変換中の間だけ英数(無変換)キーに機能をアサインしないなどというニッチな設定は出来ない(多分)ので、同時打鍵のタイミングがずれると入力中の日本語がアルファベットに変換されてしまいます。
      KeyRemap4MacBookの"EISUU x2 to EISUU"設定はまだるっこしいのでイヤ、無変換キーと変換キーを空けるためにCommand-Spaceで入力ソースを切り替えるのも画像処理系ソフトのズームとバッティングするのでイヤ、そもそも入力モードのトグル切り替えがイヤ、ということで何の対策も無く、ちびっ子がエスカレーターに踏み込むように呼吸を調え「せーの」で慎重に同時打鍵していました。これでは気持ち良く入力出来ません。

  • その他単なる文句
    私はド近眼なので濁音や半濁音を画面上で認識するのがちょっと億劫なのですが、困ったことに親指シフトでは「ぱ」「ば」が上下に隣接し、「ぶ」「ぷ」がほぼ左右対称の位置にあって、反射的にタイプできるようになればなる程混乱します。半端な規則性が一番引っかかるんですけどー(訓練が足りないといえば以下略)。
    あとはいろんな方が書かれている通り、全角コロンの扱いに困るとか、ポテチ食いながら片手で操作しにくいのも残念ポイントです。

  • 結論
    親指シフト専用に開発されたワープロ専用機ならともかく、現代のPCにおいて快適な親指シフト入力環境を手に入れるには、ハードやソフトがかなり限定されるように思われます。自宅や職場等の複数の環境で快適に使用するにはちょっとハードルが高いです。

    ということで飽きっぽい私は親指シフト入力はさっさとポイして、現在かわせみのローマ字ルールをいじってDvorakJPの練習のためこの文章を入力しています。まだ入力はゆっくりですが、"i"がちょっと押しづらい他は快適な配列だと思います。"NS"がホームポジションに並んでいるのでCocoa開発者にもお勧め?
    親指シフトの1打1文字も気持ち良くて捨て難いんですけどもう止めたー。
©  かろでん☆みゅ〜あ 2012