Revive USBでサブキーボード その2

どうもMac OS X(10.8)にしろWindows 7にしろ、英語キーボードと日本語キーボードを同時に併用するというケースは想定されておらず、最後に認識させたキーボードの種類が適用されるようです。

例えばMacの場合、システム環境設定・キーボード・「キーボードの種類を変更…」で日本語キーボードを認識させると、同時に接続している英語キーボードからShift + 「-」を押したときに'_'ではなく'='が入力されてしまいます(英語キーボードの「-_」が日本語キーボードの「-=ほ」として扱われる)。

Windows(Parallels)の場合、「変換」キーのような日本語キーボード特有のキーを使用するためには
http://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_parallels_desktop7/detail/faq_0009939/
のように日本語キーボード設定にしてやる必要がありましたが、やはり英語キーボードでShift + 「-」を押したときに'='が入力されてしまい、逆に英語キーボード設定だと「変換」キーや「\_ろ」のような日本語キーボード特有のキーを受け付けなくなりました。

(ただし、やまぶきRで[英数シフト無し]の定義を含むキーボード配列を指定すると、英語/日本語キーボードの違いを吸収して物理的に同じ位置のキーは同じ働きをしてくれるようです。例えばDvorak配列を指定した場合、英語キーボードの(刻印上)「'"」を押しても日本語キーボードの「:*け」を押しても'-'(+Shiftで'_')が入力されます。ワンダフル!)

ということは、Macで英語キーボード + 変換&無変換キー + 親指シフトを実現するためには、

  • 「無変換」「変換」のような日本語キーボード特有のキーを使用するために、OSに英語キーボードを日本語キーボードとして認識させる。
  • 上記の結果、一部のキー配列が乱れるのでKeyRemap4MacBookのprivate.xmlに独自設定を書いて、日本語キーボードとして認識させた英語キーボードを英語キーボードとして使えるようにする。
  • サブキーボードに「無変換」「変換」のスキャンコードを設定し、PCKeyboardHackで「英数」「かな」として使用する。

…で行けそうなのですが、サブキーボード反応無し。
Mountain LionでPCKeyboardHackを使用するための例のおまじないも効果がありません。
な〜んで〜?

新下駄配列にも慣れてきたし、もうギブアップの予感。


訂正:Macに英語キーボードを認識させた状態でも、
「Mac用日本語キーボード」を繋いだ場合は「英数」や「かな」、右下の「_ろ」キーが効きました。
一方,「Windows PC用日本語キーボード」の「\_ろ」キーはダメ。
PCKeyBoardHackを8.0.0にアップデートしたら「無変換」「変換」は使用できました。


追記:もしかしてRevive USBはPCKeyBoardHackからWindows PC用日本語キーボードとして扱われていないから「無変換」「変換」のキーコードを設定しても反応が無いのでは。当座の措置として英語/日本語/Mac/Windows共通に存在するキーを親指シフトキーとして使用すれば良いのでは?と思い至り,とりあえず矢印キー左右をRevive USBにアサインし,KeyRemap4MacBookの設定で親指シフトキーとして用いることで,当初やりたかったMacで英語キーボード + 親指シフトが一応実現しました。イエー!でもミスタイプの度にカーソルが移動して使いにくい!本末転倒甚だしいので今度はPCKeyBoardHackを調査予定。無理ゥ。

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