パシフィック・リム

パシフィック・リムを観てきました。平日だから空いているかと思いきやほぼ満席で、ギリギリ当日券が買えました。危なかった…
内容は正にギガンティックドライブの世界でした。「右スティックを半回転させるとエルボー・ロケットだ!やってみろッ!!」というウィルツ博士の声が聞こえてきそうです。

お話的には個人的にあ〜んまりグッとくるシーンが無かったのですが、巨大ロボとカイジュー(どうでも良いけどGaijinがKaijuを連呼しているとBal-sagothの"Power Cosmic"を連想してしまいます。ドラゴンキング・ザクマクラ)が荒々しいつかみ合いや殴り合い、投げの打ち合いから始まって、パーツのむしり合い、ボディを貫通する刺突攻撃やビーム連射、やがてはスマートな全力疾走やアクロバティックなアクション、武器やビックリドッキリなギミックを駆使した戦い等思いつくままに詰め込んだ、2億ドルかけた大人のオモチャ遊びをゲップが出るほど見せつけられるというある種清々しい体験を味わえたので満足です。スネ吉兄さんのジオラマセットを見たのび太の心境といいましょうか。ここまで来るとうらやましいという感情も湧かないけどスゲえなこの人…(ゴクリ)みたいな。
それにしてもピンチの場面に逆光を背に浴びて登場するシーンや、すべての武器を失って万事休すだ!いや、最後の切り札ガリアンソード!のシーンは超イカしてました。やはり巨大ロボにブレードは浪漫よ
ところで中国チームの雷雲旋風拳は拳法を取り入れたGガンダム的な技かと思ったら「ソウゾウシテタノトチガウ…」でした。これに限らず各国のキャラ付けがストリートファイターとかキン肉マン並みに偏見コテコテで「21世紀でもこのノリでいいんだ…」とちょっと感慨深かったです。
あと芸能人に関してさっぱりな私でも一発で視認できた芦田愛菜さんの芦田愛菜力はスゴいと思いました。

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