メガネ無しメガネ君かっこいいなあ。
毎度の潜入捜査は良いけど「そろそろ敵側に面割れてるし用心しないと…」みたいなそぶりは一切無しで目立つ行動を躊躇無く起こして捕まりそうになっているとさすがに緊迫感に欠けるというか、莉杏さん初登場時のデキるイメージが崩れてしまうのは困ったもんだ。
迷いを断ち切るべくクンフーに励む莉杏さん。蹴り足がビシッと伸びてビタッと止まってかっくいいぜ!そこへ符礼法師がやってきて羅号を操る術の伝授だ!法師も動きがカンフー映画っぽくてイカすぜ!なんか凍身法とか阿片を解毒する点穴とか使いそうだ!
そして魔導ホラーの由来をようやく明かす法師&ザルバ。何で今まで秘密にしていたんですかね。でも子弟らしいやりとりでこういうシーンはイイね。
金城親分の居所を見つけてカチ込む魔戒騎士一行。
以前3人掛かりでボッコボコにされたというのに黒スーツ&親玉を符礼法師一人に任せて二人を囮、二人を隊長さんに回すって謎の布陣過ぎる…。それでいいのか戦闘のために生まれた(RRより)魔戒騎士。フツーの人間であるSG-1の皆さんをホラーとの戦いに巻き込まないのも立派な騎士の勤めではあるのだろうけど。(話数的にまだ続くと分かっていても)もうちょっと決戦らしい雰囲気にして欲しかったというか〜。
SG-1の方も銃器を捨てて全員バーンナッコゥ装備は如何なものか。表向き犯罪の存在しない理想都市でミンチ製造機が制式装備になってしまう狂気。近接武器だけなら魔戒騎士の運動能力で付かず離れずいくらでも釣れるじゃ〜ん。とか思っていたら早速メガネ君がブ厚いコンクリート壁をも粉砕する腹パンマシーンの一撃を食らった〜!!カッコいいのにメガネ君と猛竜君の扱いがずっと残念な感じ!戦闘力と一般ピープルへの配慮において流牙が頭一つ抜けているという描写なのかもしんないけど。
隊長さん&莉杏はアスファルトの上で転げ回ったりナイフでスパスパされたり地味にイヤな感じで痛そうなバトル。どこを寄り道していたのか遅れて到着した流牙君が合流だ。
前回は情けを絶て!と教育されて、前々回はホラーから人間に戻る方法なんてある訳無いジャ〜ンとか言ってた流牙君がギリギリで剣を止めちゃうのがちょっと違和感。言うのと殺るのとではそりゃ大違いだろうけど。「憑依された時点で人間としては死んでいる」といって問答無用にズバズバやっちゃってた鋼牙との対比なんでしょうか。といっても流牙君も動揺して斬れなかったというより莉杏が納得するまでちょっと待った感じ?
案の定黒スーツにやられて符礼法師大ピンチ!法師を心配しているうちに人質に取られて膠着状態に陥るのがよくあるパターンだろうけど躊躇無く銃をブッ放して危機脱出!流石っス莉杏さん!さらに親玉のナックルブラスター付き車椅子アタックでどつかれフレームアウトする黒スーツ。そのまま長話が始まって蚊帳の外だ!唐突な弱体化で気の毒だ!
そして何となく分かってたけど真の黒幕は別にいた!でも唐突すぎて「こいつはしてやられたぜ!」とか思う余地がまるで無いぜ!