牙狼 魔戒ノ花 第三話

今回はいたってオーソドックスなホラー退治回でした。懐かしいノリだ。
マユリはエイリス封印のために元老院から送られた秘密兵器のはずなのに、クロウや番犬所の神官からは扱いがぞんざいですね。今回の神官も裏切る予兆なんでしょうか。あんまり人類に親身な神官もそれはそれで違和感がありそうなので、単にああいう態度が平常運転だったとしても別に良いんですけど。雷牙が知らないだけでマユリは超強いので周囲は心配する必要が無いだけだったりして。
今回も雷牙のチャンバラは面白いなあ。空中で剣を持ち替えたり、投げてからキャッチするまでの間素手で格闘したりとアクロバティックです。ダメージを受けて腕がビリビリ状態になっても、カバーしつつ戦えるのが歴戦の戦闘巧者っぽくてかっくいいぜ。わざわざ変身後のホラーの凝ったスーツを用意したのに一閃で決着というのも牙狼らしいけど、変身後のサキュバスさんにも見せ場を割いて欲しかったかも。
しかしホラーに対して説教してみたり、「なはははは…失礼」とか唐突にジェントルメンな気取った口調になってみたり、雷牙はちょっと世間ズレ&魔戒騎士ズレしたお坊ちゃんな雰囲気を漂わせていて、殺伐系男子な鋼牙、人懐っこいけど苦労人の流牙と好(?)対称な感じ。

©  かろでん☆みゅ〜あ 2012