兄貴の誘いに案外素直に応じる袴垂さん。「カムイ伝」もそうだったけど、下々の世界を体験した人の急激な改革なんてそうそう上手くいくものではないけれど…
と思ったら、道長に言いたいことだけ言って牢屋行き。社会的な構造改革はハナから眼中にない袴垂さん。白銀の魔戒騎士を連れてくるという兄貴の面目だけ立ててやったのね。
雷吼の方は袴垂に職務怠慢を指摘されたことを気にして星明の封印を解いてもらうべく説得するも全く折り合いがつかず。星明が突っぱねているのは雷吼に首輪をはめるためだけではなく、雷吼の過度な自己犠牲を止める目的もあったのね〜。
完成した門で晴明おじいちゃんがデモンストレーションすると道摩法師のトラップが発動!一方ハブられ気味な賀茂おじいちゃんは道満の挑発であっさり火羅堕ち。そこはもう少し大物陰陽師らしく抵抗して欲しかったんですが。
空中の裂け目から蓮コラみたいな穴が出現して巨大な棘が人々を襲う!
鎧がなくても果敢に火羅に挑む雷吼!感動的なシーンのはずだが鎧無しで戦う羽目になるのはいつものことなので、いまいちクライマックス感がないぜ!
星明が駆けつけ鎧を装着して火羅を一掃だ!と思いきや本体が遠すぎて攻めあぐねる雷吼。星明と交代して今度は道満と勝負だ!しかし遠距離戦主体の道満と相性が悪いのか、珍しく普通に苦戦した上鎧を解除してしまう雷吼。星明は火羅の相手と雷吼のガードで手一杯だ!ピンチ!苦渋の決断で雷吼の束縛を解くために力を使った結果、巨大火羅が落下して職人たちが圧死!大惨事だ!
助かったものの、火羅退治の方向性の違いから星明と決別する雷吼くん。星明と雷吼を引き離し黄金騎士を封じる道摩法師の策だったのだ!って雷吼が無茶しなければ封印を解いてソロ活動させれば済む話なんだよね〜。