VANISHING LINE #3

ヤクザ満載のハイテク防衛システム完備の高層ビルにサイバーサングラス装備のハッカーが潜入!これはもう8割がたニンジャスレイヤーでは?!
今日もおネエちゃんの豊満に感謝の祈祷を捧げるソードをデカい車でアイサツ代わりにぶっ飛ばす前髪ぱっつん系魔戒法師お姉さんことジーナ。どんな挨拶だ。谷間にクローモモンガを飼っているぞ!キケン!エルドラドとの関連性を匂わされて、件のハイテックビル潜入を手伝うことになるソード。ホラー絡みじゃなくても動くのか。

古めかしいタワー型PCから触手が伸びてマフィアのお偉いさんをグチャドロに惨殺!ホラーはこっちに宿っていたのか。いつもの素体ホラーが出てこないと絵面がSCP案件ぽいぜ!ジーナの無茶な運転に縮こまっているソードがちょっとカワイイ!組織のトップの遺伝子情報が記録されたカードでシステムダウンさせても60秒で再起動って、1周回ってむしろ不便じゃねーの?!そしてジーナのクルマのデザインが愉快すぎて笑える。ソードのザルババイクと同系統なんだけど、まだあっちの方がデザインがシックだわ。魔戒法師は人知れずホラーを狩るんじゃなかったのか。

ヨダレたっぷりのキスで遺伝子情報を採取するジーナさん。即座にカードに個人情報が表示されてハイテクだ。そんなジーナさんを誰何するチンピラの若造。勘がいいだけでなく魔戒法師の回し蹴りの初段を躱すとは有能だ。管制室に侵入するジーナさん。この世界観でJIS配列キーボードかYO!海外にも逆L字型Enterはあるらしいけど…。保安システムを落としたら照明まで落ちるのはおかしい気もするが、スマート家電とかが普及した未来は全部連動しちゃってこういった問題も発生するのかも知れない。
そういや今回ザルババイクに乗っていないが魔戒剣はどうしたんだろうと思っていたら、いつものコートと同様、ジャケット丈でも魔法衣には魔戒剣を収納できる模様。どっから出したんだ感がすごい。そして今や珍しいCRTディスプレイを拳で破壊するソード。本体を破壊しろよ!と思ったらタワー型PCではなくタブレット状の何かとケーブルの塊状の何かが真の本体でした。しかし第3話までアクションシーン動きまくりで息切れを感じさせないぜ!
ホラーからは守っても、人間同士の争いには我関せずなのが牙狼らしい。
そしてソードは骨折り損の上、これまでの酒代までひっ被らされて災難だ。こういうオチで主人公の方が常識人に見えるのはやや珍しいかも。

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