牙狼<GARO>〜闇を照らす者〜 第十三話

オープニング変わったー!映像変わんねー!寂しい!

攻める展開になってテンポも良くなってようやく面白くなって参りました(最近毎回言ってる)。
前回やたらいっぱい魔導ホラーを探知していましたが、これどーすんの?と思っていたらかなりのハイペースで始末しまくっていますね〜。プラックエンジェルスか必殺仕事人かテロリストだよ。

現状だと敵を倒せるのが流牙だけなので猛竜とメガネ君は囮か肉壁くらいしかやることないのね。
猛竜君の場合は見事に適応しちゃっていますが、これまでホラーをスマートかつ確実にしとめてきた(であろう)メガネ君はノーダメージな敵相手に本領ではない格闘戦を強いられて、もーやだ!おうち帰る!状態。名前だけでも元老院が出てきてちょっと懐かしい。多人数プレイのアクションRPGとかオンラインゲームとかで真っ先に癇癪を起こすタイプだわー。

特に説明も無く工場へ乗り込む際に瞬間着替えする流牙とメガネ君。大事そうにしているけどとくに由来は語られなかった哀空吏のペンダントとか、こういうのは匂わせる程度の方が想像の余地があっていいですよね。
流牙達一行を前にしてアンプルを吸って「う〜む旨い。品質へのこだわりが…」とか言っちゃうドモホルンリンクル工場長。こういう真面目なシーンでのアホな台詞は好きです。

ロードオブザリングズとかカムイ伝とか、弓矢使いといえば打根術なのでいつかはやるだろうなと思っていましたが、なんか薪みたいに大量に束ねて体当たりするスゴい事になってました。なんだそれ。メガネ君ががむしゃらファイトに目覚める回だからいいけど。
あと前回の予告で「メガネ君が下水まみれに!」と心配しましたが、うむこではなくただの工場廃液で一安心。ロボコップ。
そして魔導ホラーの金粉が付いた矢の束を流牙に放り投げるメガネ君。この金粉効果で流牙がいきなり本来の姿の金色牙狼になってちょっと戦闘で有利!とかだったら分かり易い連係プレイになったのですが、金色になったのは一瞬で、なんかいきなり振り払って素の流牙ver牙狼に戻ってしまいました。何のためにメガネ君は矢を投げたのよ。

やたら出番が多かった花屋の娘さん(違うけど)はホラー化したり喰われたりするための猛竜君バッドエンド要員として生かされていたのかと思っていましたが、今回の家族成仏でちょっとだけ救われるためにいたんですね。

…と思わせておいて数話後にドーン!てするんでしょう!?と警戒する視聴者は多いのではないでしょうか。

最後の3人烈火炎装&弔いの炎はドラマチックで良かったです。ていうか実戦で使えよ!

©  かろでん☆みゅ〜あ 2012